塗装・足場工事について

塗装・足場工事について

塗装の工程

1足場工事と養生

足場工事(工事中に設ける一時的な施設や設備を組み立てる工事)
作業がスムーズに行えるよう、安全確保をします。
汚れや塗料の飛散がないように窓や車などにも養生をしっかりします。
養生をしっかりしていないと仕上がりも悪くなるため、重要な工程になります。

高圧洗浄

2高圧洗浄

高圧水発生装置で加圧された高圧水をノズルから噴射した時の衝撃力を利用するのが高圧洗浄です。
そこまで汚れていない場合は約80~100気圧、汚れが激しい場合は約120~150気圧で水を噴射します。
気圧での説明だとイメージが湧きにくいと思いますが、この水圧はコインパーキングにある高圧洗浄機の2倍程度です。
※塗装箇所が汚れたままだと、何を塗っても剥がれてしまいます。
その為に塗装面をキレイにするのですが、塗装面だけでなく外壁全体に高圧洗浄を行います。
屋根も一緒に塗装する場合は屋根から下へと汚れを落としていきます。

3下地補修

塗装を行う際の下処理です。素材や状態により工程は変わります。
ヒビ割れにはシーリングを充填、剥がれた塗料の除去、サビ止めの塗布などで下地を調整し塗料の密着を高めます。
下地補修作業の出来が、後の仕上がりに大いに影響します。
裏を返せば、この作業の出来次第で不具合が発生したり、塗料の剥がれの原因を引き起こしたりします。
ですので、ここが塗装職人の腕の見せどころと言っても過言ではありません。

下地補修
下塗り

4下塗り

塗装面に一番最初に塗る塗料を塗装します。
※下地によって使う塗料が違います。又、上塗り塗料に応じても使い分けます。それぞれ特性があります。
■シーラー
下地と塗料を密着するための接着剤的な役割と塗装面の塗料の吸い込みを止める役割を果たします。
■プライマー
シーラーと同じように下地と塗料を密着するための接着剤的な役割を果たします。外壁以外では鉄部等にも使用されます。
■フィラー
下地と塗料を密着するための接着剤的な役割と塗装面の塗料の吸い込みを止める役割を果たします。

5中塗り

下塗り・中塗り・上塗りの順番で塗装を行います。
どんなに優れた塗料を使用していても、塗り方が雑であったり、下・中塗りをしっかり行わなかったりすると仕上がりが悪くなります。
弊社ではそのようなことがないよう、しっかり時間をかけて3度塗りをしております。

中塗り
上塗り

6上塗り

塗装面に一番最後に塗る塗料を塗装します。
下塗り・中塗りの後に塗る塗料です。通常2回塗料を塗りますが、その1回目を中塗りと表現する事もあります。
軒天、雨樋、雨戸、水切り、破風等の塗装です。
外壁や屋根と一緒に塗装することで全体的に美しくするだけでなく、防水やサビの進行を止める等重要な役割があります。

7点検と足場解体

●点検
一連の作業が終了後、足場解体前にお施主様と一緒に点検を行います。
ご契約書通りの作業ができているか最終確認し、不具合や気になる箇所はご納得いくまでお気軽にご相談ください。
●足場解体
組んだ足場を解体します。飛散防止ネットやシートも外します。
外壁以外では鉄部等にも使用されます。

点検と足場解体

足場の工程

1事前確認

足場の立つ周囲の状況が足場組立に問題のない現場であるか、また建築図面に大きな誤りがないかを実際に目で確かめます。

2足場図面の作成

建築図面から、足場を組むための足場図面を作成します。
図面には外壁図と1階、 2階屋根部分の建築図面が必要です。

3各部材の拾い出し

足場を組むために必要な部材を拾い出します。

4現場搬入

お客様と事前に日時、方法等をよく打ち合わせし、決定します。

5組立作業

1層目→2層目→現場によっては3層目→4層目→もしくは屋根上まで組み立て。

6完了

足場完成

点検と足場解体